三年前位でしょうか。台湾へ2泊3日で旅行をしまして。
その行程で訪れた台北・故宮博物院で購入した『台湾国宝のミニチュア模型』を、先日の引っ越しの際に押し入れから発掘。
せっかくなんで新居の玄関に飾る事にしました。
(国立故宮博物院の売店で売ってます)
円換算で約1200円也。/2010年当時
博物院で見た時に妙に気に入ってしまった「白菜」の置物。
なんでわざわざお高い貴重な翡翠を「白菜」の形に彫ったの……と素直に疑問に思う一品なんだけど、これがまた可愛らしい雰囲気で印象に残る一品なんですよね。
でもこの置物の白菜そのものな白色と葉っぱらしい緑色の色彩が、全く着色してない原石の元々の色なのは凄いと思う。
(八個のミニチュア宝物と説明書)
説明書の言語は、中国語・日本語・英語の三表記あり。
(箱の裏面には見本となる、完成した状態の写真が)
そんなこんなで、見本を参考に組み立てを開始すると……なんてことでしょう。
翠玉白菜セットは置物のはずなのに、置けないのです。
ちゅーか、個々のパーツが不安定なこと極まりない。
ドミノレベルの慎重さでそっと組み立てないといけないって、どんだけ。
(矢印部分に注目)
写真の矢印部分である『壁2つ・女性の人形・翠玉白菜』
これがちょっとの振動で「イヤン」てな感じで崩れ落ちる。
しかも女性人形に関しては、もう自分で立つ気ないよね? という重心の悪さ。
購入の約三年後に、日本で売られていたならクレーム必至の土産品だったことが判明。
これ、どうするよ。アロンアルファでくっつける?
など色々と悩み考えた末、これまた引っ越しの時に発掘した『ブル・タック』を思い出す。
これは、粘土状のもので壁などに物を貼り付け、貼ったり剥がしたりが気軽にできるという商品。
早速パーツの足下に付けて再度組み立てしてみたら、あら素敵。完璧な固定状態。
(粘着ラバーで固定した状態)
ただ正直、ちょっくら見栄えは悪い。
けど、置物としての安定感の方を優先。
でも気になる点がもう一つ。
見本写真では女性の顔に目と鼻と口が描かれてるんですが、私のお人形さんは何にも無い。
まさかの不良品? それともこういう物なのなかなぁ。
(女性の手のひらサイズです)
実物とのサイズ比は、1:12だそう。
今は玄関の靴箱の上に置いてあるのですが、そこだけがなんだかおばあちゃん家のような ”渋さ” が漂う妙な雰囲気に。
思ってたんと違う…という諸行無常な気分になってますが、白菜はやっぱりカワイイと思う。
(ブル・タック)
オーストラリアの商品
いつ、なんの為にコレを買ったのか、そこは全く覚えていません。
予想するに、たぶん壁に穴を開けずに何かポスターでも貼ろうとしたんだと思われ。
硬い状態のブル・タックを練ることで粘着力を発揮するので、使いたい分だけ切り取りコネコネして使いました。
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