今年(2013年)の九月にチケットを買ったライオンキング。
やっとこさ12月になったので観劇へとゴー。
子供らも事前にディズニー版アニメを見せられ、内容もインプット済み。
ただ不安なのは、五歳児ならアリアリな観劇中の「おしっこ行く」攻撃。
それに増して心配なのは、姪っ子2歳がジッとしてくれるのかどうか。
そう私たちは6歳まであと三ヶ月の5歳と2歳なりたてほぼ1歳の幼児二匹連れという、周りの大人観客から ”要警戒レベル” 扱い確実なご家族御一同様なのでした。
(会場入口に、大きなパネルがドーン)
ここは記念写真ゾーン化しておりまして、もちろん私らも一枚撮りました
(入口にはツリーも)
クリスマスシーズンだったのでツリーのも設置あり。
ゴージャスな色合いでキレイでした。
2018年からファミリーミュージカル以外の公演は2歳以下の入場が不可になってしまったようです。
子供連れには入場の際『お子様の観劇についてのパンフ』が渡されました。
観劇中にしたら他の方の迷惑になりますよ、な事を色々と書いてます。
ま、立ち上がるなとか喋るなとかの常識的な事です。
ただね。
このライオンキングは ”ファミリーミュージカル” という冠が付いているとはいえ、基本的にお客さんの八割以上は大人。
しかも私らが行ったのは平日のお昼公演だったため、更に子供連れは少なめ。
そのせいなのか、入場と共にすぐスタッフが飛んできて色々な説明をしてくれるのが親切……いや、ちょっとプレッシャーだったよ。
(これがお子様用の観劇パンフ)
二歳児を乗っけてきたベビーカーや、観劇中には使わないベビーグッズなど。
それはクロークにお願いすれば快く預かってくれました。
あと、劇場内には子供が泣いたり騒いだら避難できる『親子観劇室』なるものも。
スタッフさんが言うには、子供が落ち着くまでの一時的な避難場所、だそうで一階座席の後方にあります。
幼児の座高調整のための『座席クッション』もクローク近くの場所で貸してしてたんですけど、子供相手にわちゃわちゃしてたら忘れてしまいそのまま座席へ。
するとササっとスタッフのお姉さんが近づいて来て、「クッションを座席までお持ちします」とのこと。
持ってきてくれてからも、座り方など教えてくれ超親切。
観劇後は「座席に放置してていいですよ」とも。ありがたい。
ちなみにその子供クッションは長方形型で、座席の半分部分が高くなる仕様。
子供が靴を脱いで椅子に上がりそれに座ると、体育の時間の三角座りみたいになる。
なので「前のめりになり過ぎると落ちますよ」と警告されました。
このクッションに座ると普通に座ってるよりは、目線はかなり高くはなる。
ただ大人と同じく、前に座る方の座高によってかなり見える舞台の範囲が変ります。
ネタバレになるんで内容は詳しく書きませんが。
・直前にぐずって泣きはじめてしまい、舞台が始まる前からスタッフに「外に行かれますか?」と言われた姪っ子。
・開始前、会場が真っ暗になった事にビビって伯母さん(←私)の手を、ぎゅっと握って離さなかった甥っ子。
そんな二人でしたが、ライオンキングのオープニングのド迫力にポッカーンの後は、もう夢中。
結果。
お子様イベントなどに行くとノリノリで踊っちゃう歌っちゃう体質の二歳の姪っ子は、泣くことなく最後まで真剣に観賞。
シーン終わりの拍手も毎回しっかりパチパチとして、最後まで母の膝の上で静かに観劇ができました。
甥っ子はトイレに行くことも無く、1時間20分ほどという長めの第一幕が終わり休憩に入ると、「これで終わり? 続きは無いの?」と残念そう。
特に『ティモンとブンパァ』がとてもお気に召したらしく、舞台に彼らが出てくると背筋をピーンと伸ばしもう必死。
シンバやナラの暗い曲になるとダラーンなり、あからさまな興味ゼロ状態なのも笑えた。
甥っ子に終わってから感想を聞いたら「素敵に楽しかった」そう。
そりゃ良かった。
大人目線から見た感想は。
・ライオンキングのお話自体が単純でわかりやすい。
・お話の流れが速く、盛り上がりシーンもとても多いので飽きにくい。
・最初にドーンと子供の心を掴むパフォーマンスがある。
・舞台装置がもの凄く派手なうえ動きも多彩なので楽しい。
・私たちは一階席だったので、座席近くのパフォーマンスが多かった。
たぶんこういう所が、五歳や二歳の幼児でも飽きずに見れた要因かな、と。
大人達はいつ「おしっこ」や「外に行きたい」って騒ぐかとハラハラしながら観劇してましたが、全く心配なかったです。
他に同じような小さい子もチラホラいたのですが、みんな静かだった。
だからって訳では無いですが、うちの甥姪のようにアニメ映画などを最後まで集中して見れる子ならば、あまり深く考えず気軽な気持ちで観に行っても大丈夫かなと思う。
例えもし泣かれても逃げ場は一応あるし、劇場に行って感じた空気感では観劇中でもスタッフさんはすぐ対応してくれそう。
なぜかというと観劇の途中、暗がりの中トイレか何かで席を立った大人の方のそばに、どこからか現れた隠密(笑)体勢のスタッフさんが素早い動きでその男性に近寄って行ってたからです。
(シンバのぬいぐるみ・死体風)
なんだか見た瞬間、妙にウケてしまったシンバのぬいぐるみ。
目が入ってないだけで、こんなにシュールな出来になるとは。
売り物なのですが買う気は無かったんで、「ちょっと可愛い」と思った気持ちだけ写真に保存しました。
帰り際にプライドロックのプチ模型で、子供たちだけ記念撮影。
叔母さま的には片手をぐっと天に延ばした「シンバポーズ」をしてほしかったのですが、お子様たちは誇らしげにウルトラマンの「シュワッチ!!」のポーズで撮影待機。
(これが模型)
とりあえずそれで一枚撮って「腕を上げて~」と頼んだら、今度はおでこにチョキの「ウルトラビーム」にしやがった。
見ていた周りのお姉さま達に「ウルトラマン、可愛い~」と言われ、益々誇らしげなお子様たち。
シンバのはずが、ずっとウルトラマンだったよ、泣。
お外に上半身、室内に下半身というトナカイさん。
光輝いたお尻と、背後の風景が綺麗でした。
(劇場ロビーに置いてありました)
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